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始まりの場所を、キミに贈る 

2016, 04. 17 (Sun) 00:33

4月10日、始まりの場所へ行った。
2011年以来、葉桜だったりで見れてなかった、満開の彼岸桜を見る事が出来た。
初めて来た時は、東日本大震災の傷が癒えず、いろんな思いを抱えて、この場所に来た。
今年は単純に、満開の彼岸桜に出会えて、あぁ良かったなぁって思っていた。
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2016年4月14日。
PCの画面に、熊本で震度7の文字を見て目を疑う。
見間違いかと思ってニュースを開く。
見間違いではなく、心臓がバクバクした。

私には、たった一度しか会った事がないけれど、一緒に山を歩いた事のある、10歳下のかわいい妹みたいな友達、Aちゃんが熊本いた。
今月頭にお嫁に行ったばかりで、送ってくれた写真の中に婚姻届けの写真があったので、画像を拡大して新居のある町の名前を調べた。
震源地に近すぎる・・・
怖くなってどうしたらいいのか悩んだけど・・・ほんとは現状が見えるまでやっちゃいけないんだけど、メールを送ってみた。
数分後「大丈夫!今、ザックにいろいろ詰め込んでる」と返信が来た。
首にはヘッドランプをぶら下げて、この手の場合、山屋は強いなぁって思って、少し安心した。
この日は旦那さんが仕事でいなくて、一人で不安だと言う。
とりあえずライフラインは通ってたので、スマホのバッテリーが減らないように、電源を刺しっぱなしにして、ちょっとだけメールのやり取りをした。

15日、とにかく水が大事だから、浴槽に水入れとくかと話しながら、少しずつ間隔の開いて行く余震に、なんとなく安心してた。

16日朝、起きてからニュースを見ると「16日が本震」の文字。
は??と思って震源地の地震記録のページを開く。
ひっきりなしに起こっていた余震の記録。
そして新たに大分の地震。
大分には、10年来のネッ友、Jが住んでいる。
たった2人しかいない九州の友達が、ピンポイントの二ヶ所に居た・・・

前震と言われている震度7の時は大丈夫そうだったのに、Aちゃんがこの朝送ってきた画像は、あれもこれもひっくり返したように散乱した、新居の画像。
浴槽に貯めた水は、全部飛び出してしまったらしい。
この日は旦那さんが居たので、駐車場で車中泊をしたらしい。
このまま旦那さんの実家に避難するとの連絡。
旦那さんの実家と言っても、やはり被災地にあるんだろうけど、家族で居た方が心強い。
ずっと一人暮らしをしていたAちゃん、新しい家族が出来た後の今回の事で、一人でいる時じゃなかった事が、せめてもの不幸中の幸いだったと、私は思った。
今日は旦那さんの実家で、温かいご飯を食べ、お風呂に入って、なにげない事が幸せだと感じたと言っていた。
余震は続いてるから熟睡は出来ないと思うけど、今日はゆっくり寝れてたらいいな。

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いつ収まるか分からない余震に、また5年前のように、しばらくは心配し続ける日々が続くんだろう。
すぐ飛んで行くから!なんて言えない距離だし、遠くから友の無事と早く地震が収まって欲しいと願うしかなく。
それでも、あなたたちに元気を届ける為に、私自身が元気でいなければいけない。

力強く生き続ける、原種のこの桜のように、強く強く頑張ってほしい。
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満開の彼岸桜を、また被災地へ向けてがんばれと送らなければいけない事に、少し苦しさを感じてしまうけれど。

遠い新潟から、大切な人を想う。

がんばれAちゃん!
がんばれJ!
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